ペアレンティングハウス事業
事業について
- はなれて暮らす親子のために
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親子がそばにいる・・・あたりまえの日常ですが
「本当はそばにいたい」
その想いさえ叶わない親子も少なくありません。離婚・別居などの事情を抱え、はなれて暮らさなければならない片親・子供です。
そうした親子の願いに向けて、実現性の高いサービスを提供するのが、ペアレンティングハウス事業です。
リビング・キッチン備える施設スペースを、「離れて暮らす親子のおうち」こと「ペアレンティングハウス」に見立て、親子にかけがえのないひととき(ペアレンティングタイム)を過ごしてもらう取り組みです。
- ゲストハウスのスキマ活用
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親子交流の場は「我が家」がいちばん。
ですが離れて暮らしている親子にとっては、思い出以外、その場を見つけづらいのが実情です。
当事業では、それに代わる受け皿として「日中のゲストハウス」を位置づけています。
- リビング・キッチンあり
- 日中はアイドルタイム
- 共有(共用)スペースは交流場所
など条件が揃っているからです。
ゲストハウスといえば、ホスピタリティに富んだオーナーさん・スタッフさんの存在も欠かせません。再会を果たす親子にとって、 我が家のように過ごすには、最適な環境でしょう。
そのため、親子受入ゲストハウス(提携施設)募集・報酬の事後支払いなど、対応を図っています。
提携施設には、スキマを親子のために有効活用してもらうよう取り組んでいただきます。
具体的には、親子が過ごす下記時間帯を「ペアレンティングタイム」として、施設の一部(寝室以外の共有スペースなど)を確保してもらいます。
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- ペアレンティングタイム
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10:00から13:00
13:00から16:00
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この時間・空間は、ペアレンティングハウス(離れて暮らす親子のおうち)そのものです。
ペアレンティングハウスで交流することによって、親子のスキマもうまり、施設のスキマもうまる。
- 親
- 子
- ゲストハウス(施設)
共存可能な機会・場・関係づくりが、当事業の果たす役割です。
- 「そばにいたい」を実現するアプリ
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「そばにいたい」といった願いは、お互いになければ成立しません。
はなればなれの親子が叶えるためには、相手親(同居親)の同意も必要です。
そのため当事業では、各々の事情をふまえた上、親子の願いが実現するシンプルな仕組みとして、スマホアプリによる承認システムを導入しました。
利用者が公式アプリ「ペアレンティングハウス」を使うことで、相手親との交渉(親子の面会交渉)もスムーズに。さらには旅行予約アプリのように、施設予約・決済もワンストップで可能になります。
親子交流のポータル(玄関・窓口)としての役割を、このアプリが担います。
- 親子をみまもるサポーター
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再会した親子の交流をサポートする取り組みが「見守りサポーター」制度です。
当事業では、親子のための見守りサポーター(親子交流認定サポーター)を育成。
親子交流の際(かつ親子が希望の場合)、施設への「送迎」「付き添い」を、サポーターが担います。
- 今後の展開
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九州の交通要所のひとつ「佐賀県基山町」のゲストハウス「TIPS HOSTEL」がキーステーションとなり、全国各地へとペアレンティングハウス事業を展開予定。
提携施設の拡充・見守りサポーターの育成も同時に実施していく形になります。
離れて暮らす親子の交流プラットフォームとして、将来的には、地域・自治体連携を目指しています。
利用者向けのサービス内容・詳細は
親子受入の手順
ペアレンティングハウス運営より「電話」または「メール」で、利用希望日時などの打診が入ります。
その際、受入の可否を伝えてください。
受入OKをうけ、運営側で手続きを進めます。
(受入OKの場合)後日、運営から、電話またはメールで「予約決定通知」が入ります。これをもって受入予約完了です。
受入当日は、親子交流のためのスペース確保などよろしくおねがいします。
以上はおおまかな流れです
ご不明な点はお問い合わせください
親子交流ゲストハウス募集
\ 参加条件 /
リビング・キッチンご用意いただける施設を募集しています(寝室は利用しません)。
※親子交流に共用スペース利用します
\ 登録・会費無料 /
登録無料。年会費・月会費のような負担も不要。
ノルマもありません。
日常業務の支障にならない形で続けられます。
\ 親子デイユース /
離れて暮らす親子が再会。
施設には、その受け入れ先になってもらいます。
あらかじめ決められた日時に親子が訪問。数時間ほど過ごします。
※実際に過ごすのは人間の親子です
\ スキマ時間活用 /
施設のアイドルタイムが、親子交流時間「ペアレンティングタイム」になります。
1コマ(3時間)or 2コマ(6時間)使っての親子交流が行われます。
※交流時間:10:00-13:00・13:00-16:00
\ 親交が深まる /
かけがえのないひとときを過ごすことで、親子は親交を深めます。
この結果、施設側も実益を得ることになります。
※親交を深めるのは人間の親子です
\ 報酬受取 /
施設側は、ペアレンティングタイム1コマごとに「2,640円」得られます。
翌月に1ヶ月分まとめての報酬受取。
空き時間・スペース活用すれば、ちょっとした副収入にもつながります。
※銀行振込のみ対応
まずは仮登録から
検討したい方は下記もご覧ください
募集よびかけ・参加への案内
- ペアレンティングハウス運営より施設さまへ
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ペアレンティングハウス事業は、離れて暮らす親子が再会する場のない現状を改善するべく、ボランティアの協力を得て実施する取り組みです。
現在、公的機関が提供する離れて暮らす親子の交流場所といえば、無機質な部屋で数名の見守りが付いた状態で実施され、なおかつ利用料金が高額でした。私たちは、諸外国にならってもっと簡単に、安価で、繰り返し利用できる仕組みをつくりたいと思っています。
そして、離れていても「会いたい」と願う子どもや、「子育てがしたい」という親の気持ちを尊重して、「面会」という冷たい言葉を用いないことを決めました。
私たち運営と提携ゲストハウスさまとの間に、金銭のやり取りこそありますが、まずは社会課題に対して共通の認識を持ってくださることを強く願います。親の都合ではなく、子どもの視点に立った養育を、少しだけ一緒に考えていけたら幸いです。
- 募集内容
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離婚などの事情により離れて暮らす親子が、一緒に過ごす空間を提供いただける施設を募集します。次のコンセプト、必要な設備および参加条件をご確認いただき、お申込みください。
- コンセプト
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一緒に暮らしているようなロケーションで親子が過ごす時間をつくる
- 参加に必要な設備
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- リビングスペース
- キッチン
- トイレ
- 参加条件
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- 事情ある親子に対して配慮いただけること
- 親子が交流する十分なスペースがあること
- 利用規約に同意いただけること
- 募集対象
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上記を満たすゲストハウス、またはその他の施設
※その他の施設についてはお問い合わせください
- 募集期間
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随時
- 募集対象地域(順次拡大予定)
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福岡県・佐賀県・長崎県・大分県・熊本県・宮崎県・鹿児島県
- 参加方法
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当ページよりお申し込みください。
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